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2016年12月31日土曜日

幽玄の間 打ち納め まずまず

今年の打ち納めは、幽玄の間。

2段をキープして今年を締めくくりました。

黒番です。
左下隅は、小目への1間高バサミからです。
最近は、あまりこの形になることが少なくなりましたね。

黒△の抱えに、白1のツギ。
定石だと白3を先に打つようになっているのですが、なんでかなと考えてしまいました。黒2の曲げが先手で打ててしまうのですね。
黒2があると後々生き死にを気にせずに打てるのが大きいと思います。定石の手順にはきちんと意味があるのだなと改めて思いました。

黒4と白の厚みをけん制し、白5のカカリです。

黒1の2間高バサミ。
白2の外ツケは、最近打たれることが多いようです。白6と隅を手抜きしたので、黒7・白8と隅を取って、黒9のカカリにまわりました。
本来赤〇付近にヒラキを打って右辺黒を安定させるのが先決な気もしたのですが・・・。

白1と受けられると、この後さらに右辺の黒が攻められる展開になると苦しかったか?下辺の青○の利益があれば十分なのか、私には判断が難しい。

実戦は、白1のハサミ。
黒は、黒6と伸びきって、白7と渡りで隅を確保する。

黒1に白2と入ってきました。これならば、白石と黒石は両方弱いので互角かと判断し、黒3とはさんで白4に黒5のトビ。

白6は、勘違いか?私も時々やってしまう。

黒に先手が回ってきたので黒1・3・5と押していきました。
白6がちょっと不用意で、黒7のノゾキに白8と守ると黒9と突き抜けました。黒の弱い石がつながって安心です。

白は白1とカカリ。黒2とはさんでみました。
白9には、黒10と遮っておきました。
赤〇の出切りのチャンスをうかがいながらの展開です。

白1と下辺にいったところで、上辺の出切り決行です。

黒△まで上辺で大成功。
さらに赤〇の白が生きなければなりません。
黒1と右辺を止めました。
白2から封鎖してきました。ここにきて黒赤〇のノビきりが光っています。ココが白に止められていたら、巨大な白地が発生するところでした。

終局図です。黒は赤〇に突き出して、さらに青〇も突き出したら、白の黄色と緑の弱い石がつながったのですが、死んでしまいました。
最終的に大石を仕留めての勝利ですが、逆転勝利ではなく、この石には生きられても大丈夫な状況でしたので満足です。

2016年12月29日木曜日

幽玄の間 もっと厚い碁を目指さなければ。

こんばんは。

今日は幽玄の間からです。

白番です。
黒は、高い中国流の布石。
白1のカカリにツケノビ。
模様を大きくされるのも苦手なので、白1を内側からかかってみようかなと思ったりするのですが、外から打つのが標準のようだしそのようにしてみました。


白1・3で黒は、左辺に偏った形になっており、一応まだ互角かなぁ?

黒の勢力は、左辺に偏っていて、白石が青〇にあるので、白はハサミを選択するべきだったように思います。

実戦は、ツケ引きから、白△とツメたところ、黒1のツケでした。

白1と内側に受けるのは、黒に6と開かれると上辺の2間ビラキが窮屈になってくるので不採用でしょう。

白1と外から押さえていきました。

白1と広げるのがいいように思ったのですが、左辺を受けられるとさすがに黒地が大きすぎるように思えて打てませんでした。

 実戦は、白1と荒らした結果、・・・

黒は、赤〇のあたりに模様の谷が深くなってきました。
白9のハネダシくらいはしておくべきだったか?
黒が厚くなって、黒11に回られ黒が好調です。

黒に下辺封鎖されて、もう負けが濃厚です。

白1から消してみましたが、・・・

白1が無理な手で、黒2のノゾキでしびれました。
白2のあたりを備えて、黒が生きを確保したら、1のキリに回るのが手順でしたか?

地に走ってしまった時は、大体だめなように思います。もっと厚い碁になるように中央指向を目指していこうと思います。

2016年12月28日水曜日

幽玄の間 ハメめ手っぽい手にほとんど嵌って・・・

こんばんは。

今日は幽玄の間です。
何とか2段をキープしたいところ。

今日学んだばかりの嵌め手に遭遇。
しかし、ハメ手破り法までは、読んでいなかった。

白番です。黒の3手目は△。
こういう手を打つ方は、戦いに強くて私は苦手です。
(苦手なタイプばかりですが・・・)
黒は、左上ツケ引きと見せて、黒4の下がり。

こんな感じの手しか考えられず、白1・3.
黒4は、左辺に先着するのが良さげですが。
白5は、緩めるところでした。

黒1・3と白石は団子状態に、黒5とされてかなりピンチです。

白1から脱出を試みます。黒の着手が早く、術中にはまっている感が強い展開でした。

一応、白3・5と隅の利益を確保しつつ、白7・9と脱出。
 しかし、白石は分断されて封鎖されそうです。

白は中央に頭を出すことを断念し、白1のハネダシから3・5。
白石の安全は確保しましたが、中央を止められています。

黒1からさらに中央を押さえてきたので、上辺右よりの黒石を取って対抗します。

右辺に黒が侵入してきたので、その代償に少し頭を中央方面に出しました。
左下は、素直に三々に入って地を稼ぎます。上辺から右上で50目以上確定しているので、あとは、中央の黒地のまとまり方が勝負の別れ目になりそうです。

赤〇は大きくまとまりそうですが、さらに黒石を8目取って、青〇の黒石も飲み込めば足りそうです。
右下隅が全滅でもしない限り大丈夫だろうと思ったら、黒投了です。

少し研究して、このツケ下がりは使ってみたいと思います。

2016年12月27日火曜日

東洋囲碁 初段戦 3連勝 やっと慣れてきたのか、たまたまか?

こんばんは。

昨日は、十段戦の挑戦者決定トーナメントの準決勝がありました。
羽根直樹9段が今村俊也9段と対戦でした。
羽根9段を応援している私は、当然勝利すると思っていたのでまさかの敗戦。本因坊リーグで3勝0敗とトップを走り、好調なだけに残念です。

さて私の方は、今日も東洋囲碁です。
初段になった当初は、強さに圧倒されていたのですが、少し慣れてきたのでしょうか。それともたまたま対戦相手がミスしてくれただけか?

黒番です。
白4とハネダシ。黒5は当然として、次の手は、迷いました。

黒1・3・5といい形になったのでよかったのですが、・・・2

黒1に白2と抜かれると、黒3に下がったときに白4や白5で困ってしまうように思います。

右下は、2間高バサミからハサミ返し。
白1から渡り?黒は、遮って厚みを選択しました。

黒1のノビから行きがかり上こんな展開になりました。
黒1は、左辺のヒラキないし、左上のカカリがよかったかと反省です。

切り離された黒石が攻められる展開になると厄介だ。
白1と入ってきたので、白も弱い石ができて互角な感じになったつもりでした。

黒2のツギに回って黒は、一安心です。

この後、白は左辺で生き(たつもり)て、下辺へ転戦しました。
黒1のノゾキから手をつけました。
黒5が手筋っぽくてよかったようです。
最近、手筋の問題集もやっているので実戦でそれっぽい手が打てるとうれしいですね。

黒5まで、左辺白は全滅です。
きちんと死活を読みきっていたわけではないのですが、急所のノゾキで様子を見たら取れてしまいました。

ここで終局です。
赤〇に黒から打つと切れているのではないかなと狙っていたのですが、そこまでいかないうちに終了です。

2016年12月26日月曜日

東洋囲碁 初段連勝

こんばんは。
東洋囲碁が続きます。
黒番です。
黒3の両ガカリから黒5の三々へ。

白3のハネダシから白は這って行きます。
2線を這ってくれるのはありがたいのですが、隅をどうするのかが悩ましいところです。

結局、こんな感じになりました。
ここから黒、三々へ。

中央の黒は、だいぶ安心になったつもりです。
白17はありがたかった。

右上の隅を確保して、黒8と中央に回っていい感じのつもりでしたが、黒8は一路左の2間トビがよかったでしょうか。

白1から3・5と切られて競り合いに。
これは、欲張ったからか。

さらに、いろいろと切り結んでこんな形になりました。
左辺の白は、部分的には死なのですが、黒1とつながったほうが安心かと思いました。白が手を入れてそれでもコウですが、さらに他に先行して上辺を大きく固めました。

白1から上辺を荒らされて、かなり地が減ってしまいました。

黒1のツギで上辺をまとめれば、それで決まりでしたが、秒読みに追われて、即断できませんでした。

終局図です。
赤〇のところが大きく侵略されてしまいました。これが一番の反省点です。
青○は、厚みとしてはうまく働かなかったような気がしますので、ここら辺の活し方はこれからの課題です。