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2017年5月13日土曜日

私が持っている囲碁ソフト:天頂の囲碁5との対局と評価について

AIの発達でディープラーニングを導入して学習させた囲碁ソフトの強さはあったいう間に世界のトッププロを凌駕し、後発のZenでさえ井山さんに勝利。中国・韓国のトップクラスの棋士にも(プロにとっては)明らかなヨセのミスがなければ勝ってしまいそうな対局でしたね。

将棋のようにこのような強いソフトが市販されるかフリーとして入手可能になるのはだいぶ先でしょうが、自分の場合は現在の市販ソフトで十分強すぎです。

自分が使っているソフトは、天頂の囲碁5です。

現在の天頂の囲碁シリーズの最新作は、天頂の囲碁6ですので、一つ前のバージョンになります。

こちらが天頂の囲碁6Zenです。
天頂の囲碁5は、対戦相手の強さは5段まで設定可能です。天頂の囲碁6になって7段まで設定可能となったようですのでかなり棋力アップですね。

天頂の囲碁にはレイティングモードという項目があり、しばらく前まではこれで遊んでいました。
このモードは、待ったやヒントが使えないモードで、はじめに設定した段位(例えば2段)と対戦して、次からは勝敗によって相手のクラスが変わっていくというもの。
勝てば強い相手が出てきて、負けると弱い相手が出てきます。こうしてやっていくと2段には5割以上は勝てる感じ、初段には油断しなければ勝てるが、3段には3局か4局に1回勝てる程度という対戦成績でした。

初段に負けるときは、大石を仕留められた時。これは、油断するとやられます。2段も大石を仕留められることがあります。あとは、自分が勝っているんじゃないかなと思っていたら少し足りなかったなんていうこともあります。

3段戦は、普通に進むと負けです。コンピュータにミスが出てうまくとがめられた時に勝てるという調子です。

問題点は、初段や2段はあまり強くないのですが、その程度の問題です。人間の初段や2段のように全体的に初段レベルだったり、2段レベルだったりするのではなく、基本的に結構強いのですが、時々変な手を打つのです。その悪手の出る頻度で強さのレベルを調整しているような感じがします。
初段だと要石をあっさり取らせたりすることがかなりあります。2段でも時々あるので、そのような時はあっさり勝負がついてしまいます。

結局3段と対戦するのが一番ためになるのだけど、3段に負けると2段と対戦するわけで、それで時々負けると初段・2段と破らないと3段までたどり着かないので、なんとなく無駄な気がしてきて、レーティング戦はやめてしまいました。

今は、5段と置き碁でしごいてもらうことにしました。
3子局くらいがちょうどいいかと思ったのだけど、控えめに4子局から開始しました。2番手直しということで始めたのだけれど、なんとぼろぼろに負けまくり。8子局まで打ち込まれてしまいました。

置き石が多いので、全部つながって大石を取られたりしなければ負けることはないだろうという方針で打っていたのだけど、いつの間にか大石を仕留められて負けるということを繰り返してしまいました。

さすがに8子局で負けたので、方針転換。はじめの置き石が多いので全部を助けようとするところで無理が生じていたわけでした。
そこで、そこそこ石を捨てて、確実に地を確保していく方針へ。

方針転換してから、8子局から5子局まで一気に勝ち抜けて、やっと4子局へもどってきました。

ここからが本番。
天頂の囲碁さんに鍛えてもらって棋力向上です。

さて、その天頂の囲碁ですの特徴ですが、多くの方が指摘しているように基本的に中央指向です。だからといって地を稼ぎに来ないわけではなく油断はできません。

あとは、捨て石が上手です。少し石数が多くても捨ててきます。それに食らいついてしまうと、大体天頂の囲碁の思うつぼで、あまりうまく行きません。

さらに、1手いれれば生きる石でも、手を抜いて他に打ったりします。ここで、手を抜いた石を取りに行ったりするとあまりいいことがありません。

特徴がわかっているからと言って、勝てるわけではありません。
早く天頂の囲碁5が物足りなくなって、天頂の囲碁6が欲しくなるくらいに強くなりたいものです。

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