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2017年9月30日土曜日

昨日の1局。最後に珍しく華麗な手筋風の手順がうまくいったので検討。

昨日、紹介した1局の最後で、自分的にはかなり華麗な技がきまったので検討です。
黒1を利かしてから、黒3です。

白1と受けてくれれば、黒2でヨセで得できたのでOKです。

白1と行きたくなります。

黒1の差し込みから、黒5として。

白1と押さえれば、黒3子は取れるのですが、黒2の放り込みから、決めて。

黒1・3とこちらを先手で押さえて、

黒1・3として、黒5としました。黒1・3に手を抜けば、黒石が生還できるので、それでも黒は満足です。

白は1と守るのですが、黒2と戻って、白3に黒4で白は切断できないので黒6子が生還しました。
毎回このような手が見えるようになれば、棋力も大幅上昇といえそうです。大概は、読みが抜け落ちていて相手に返し技を打たれてがっかりです。そうならないように精進精進。

2017年9月29日金曜日

幽玄の間 2段戦 少し落ち着いた展開で、

幽玄の間 2段戦

黒番です。小目x2の布石に戻ってます。
黒1のカカリに手抜きで、白2。
白6は?黒7と隅の実利を確保しつつ、攻める。

黒4まで上辺に挟んだ黒も安定して、左上隅も打って黒が得している感じです。
上辺の白も石数が増えて、ちょっと強化されたので、黒1としっかりスソを守りました。白2は、あまり響かず。黒3へ。

赤〇の黒は強いので、黒1ととんで攻める体勢へ。

左辺白も石数が増えて強化されたので、黒7としっかりつながりました。気持ち的には、青線のラインで切断したいところですが、白に出切り(黒7のところ)されると乱戦になりそうで我慢です。

白は1から左辺を渡りました。黒は、4・6と下辺の白1子を切り離して良しとしました。このように相手にも地を与えて、自分もしっかりさせる打ち方ができると成長した気になります。

白1に黒2とまずは守り。白3といっぱいに開いてきました。黒4とツケから行きましたがこれが良くなかったようで。
隅は赤★の打ち込みなどあるので、青★あたりの打ち込みが良かったかと反省。それともスソガカリから白3を分断する画策が一番よかったか。

右下隅に封じ込められた結果、青○に白模様ができそうな気配。

黒2のハネダシから勝負です。
強い人なら、緑ラインで黒を攻めて、黄色が大きくまとまりそうです。下辺の白石は、黄⇒の方に逃げれば大丈夫そうです。

白1から包囲してきました。緑あたりから小さく捨てて、青○の打ち込みに回るのがスマートだったかと反省。

実戦は、黒1から出切り。

さらに黒2から出切り。

赤〇の黒は取られましたが、中央黒を強化して、黒1へ回りました。
打った時はいい手だと思っていたのですが、青○のオサエが隅に利いているので実はたいしたことなかったのかもしれません。
その後、黒が赤〇を逃げ出し、白は青○にシチョウ当たり。黒は中央の白3子を取って安泰に。上辺は、へこまされたけれどもこの程度なら仕方ないかと。

最終的に下辺赤〇に回ることができて、大きくまとまりました。白が右辺をまとめても黒が十分でしょう。
黒は、上辺中央の黒石の救出に成功し、白が2つに分断されました。
これで、白投了です。

2017年9月25日月曜日

東洋囲碁 弱い石を作ってしまい、惨敗。

東洋囲碁です。弱い石を作ってしまい惨敗。
3段への道は、遠くなりにけりです。

白番。立ちあがりは普通。

白12までまずまず。上辺の黒は強くなってしまったので、白6のコスミツケも決めて、8の押しも。

左辺の低い荒らしが初めて見ました。
意外と捕まえるのは難しいようで、白1のボウシは甘かったか?

白1のツケくらいから封鎖を目指すのがよかったか?

白6は、渡りをゆるして、7の所を継ぐべきだったか?それでは、甘すぎだろう。

黒は左辺を荒らして、青〇の3子が動き出せる状態。白はキリが入って今一つ。上辺にも浮き石がいる。

 白1から中央の黒を分断していったのですが、白も苦しい石が多く難しい。
 白1・3とつながっておくのが良かったか?

結局、白も黒も苦しい石を逃げあってこんな感じに。黒が右下に地を作りそうで、ちょっと得したかもしれません。

白1から攻めてみました。

中央の黒は生きたので、下辺へ進出。

うまくやられて、左下隅を生きられて、黒1のノゾキからやられました。

白2のノビがまずく、赤〇にあてればよかったのです。

白は渡ったものの、死んでしまいました。ここが生きていれば黒地はあまりなく、何とかなった感じでした。苦しい展開を何とかしのいだのですが、まだまだツメが甘いところです。

2017年9月24日日曜日

幽玄の間 今一つな展開だったが、最後はなんとか逆転。

幽玄の間 2段戦まだ、続きます。
白番です。
黒1に白2のワリウチ。

今までは、白1の受けか、赤〇の割り込みで打ってたのですが、黒2に回られて苦戦していました。

白△と黒を分断し、白6とかかえて好調です。

黒1に白は左辺1子を抜いておくべきでした。

黒1と逃げ出され、ピンチ。黒が手を抜いたので、白2とノビで打ってみましたが、まずは赤〇と一回押してからでしたね。

上図で手順を間違えたため、左辺黒地がかなり大きくなりました。
白1からその代償を得るべく頑張ったのですが、・・・
 こんな感じになり。

黒1となりましたが、白も赤〇を確保して一応まだこれからの勝負といったところ。右下をまとめつつ、上辺の黒に寄り付いていくよりしようがない。

白1・3に何故か黒4とわざわざ穴をあけてトビ。これは出切りしかないと。

黒4が良くなかったか、白5・7と黒を分断に成功してしまいました。

 結局、赤丸の黒石がとれて、逆転勝利。

左辺の黒1子の逃げ出しを許したところを大いに反省。

2017年9月22日金曜日

幽玄の間。またもや勉強不足が露呈。さらに勝負どころでクリックミス。

今日の名人戦第3局。井山さんの勝利でしたが、今回も高尾名人の思い切ったコウの仕掛けから振り替わってなかなかの好勝負でしたね。
1局目も2局目も思い切った振り替わりからいい感じに持っていっているようで、高尾さん好調に見えます。


さてこちらは、幽玄の間 2段戦。
白番です。
黒3のケイマはあまり見ません。
 定石書によれば、黒1と白1子を抱えると白4まで白の実利が大きく、赤〇の黒1子が働いていないので、黒良しとのこと。われわれのレベルであれば、黒が十分厚い感じもするのですが。

そこで、黒1とノビを打つことになるわけです。実戦は、黒7と継がれ、11と左辺に構えられて、黒が有望な印象です。

高尾名人の定石辞典の教えるところでは、白2から黒3を誘って白4打 つとのこと。

   

実戦では、黒△に赤〇とダメを詰めておくのがよしと思ったのですが、白1と切ればよかったのですね。

白は、三々に入った後、白1から消し。

その後中央白は放置で右上・左上を打って黒2と戻ったところ。

白1から出切りのはずが、痛恨のクリックミス。

(たぶん)黒2・4よりなく、白が安心するところでした。

実戦は、なんとかもがいたのですが、ダメでした。白3からの逃げ出しで最後のあがきを、といったところ。逃げ出すなら白1黒2はない方が良かったようで。

白2・4・6という粗い網がうまく機能してしまいました。

黒1に白が赤〇のコウをつないで黒の大石二つを捕獲して逆転でした。黄色〇の方は、もしかしたら寄り付くことができるかもとは思っていたのですが、驚きの結果でした。