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2016年7月29日金曜日

東洋囲碁 初段 なんだか雑な囲碁を打ってしまった

こんにちは。

昨日は、碁聖戦。井山碁聖が勝って防衛に成功。

コウにつぐコウで粘りに粘っての逆転、すごかったですね。
最後もあんなところからシノイでしまうとはすごいの一言ですね。

さて、こちらは東洋囲碁ですが、なんか雑な碁を打ってしまいました。

白番です。
白2の2間高バサミから黒9とハサミ返し。


白1から黒6と来ました。

白3はハネておくのが良かったように思います。
だいぶ風景が違いますね。

黒のカカリに白1・3といきました。
黒の幅は3間ですが、十分強いので固めてしまってもいいだろうと判断しました。

どうせ固めるなら、白1とつけていく方が赤○が狭くてよかったでしょうか?

少し進んで、白7のあてに、黒8とスベリでつながってきました。
白7が安易でした。

白1から分断するつもりだったのですが、途中で変更して中央に進出しました。
しかし、白9・11とする間に、黒10・12と大場に打たれてしまいました。
さすがにひどすぎでしょうか。

白1からのキリは、黒4とかかえられて、分断してもしょうがないかと思ってやめたのだけど、それならば、白5・7とつながることができ、中央に頭を出さなくても良くなるので、それもよかったか。
黒は、白2子を抱えただけでは、完全には生きていないので、少しは攻めの対象にもなる可能性もあったように思います。

黒が大きく広げたので、33に入ってから白1と消しに行きました。
ちょっと深すぎでした。黒2から来られて白バラバラ。


このあとは、雑に打ってしまい、さらに各個撃破されてしまいました。一部生かしてくれたものの全然足りず投了しました。

序盤で形勢を損ねた時の我慢のしどころが課題なのは、変わらないようです。

2016年7月26日火曜日

今日も幽玄の間。勝利で次戦での初段昇進をうかがう

こんばんは。

今日も幽玄の間です。

白番です。
白2と大ゲイマのカカリ。黒3のハサミに白4のツケ。

黒1から定石通りに行っても良かったのですが、黒3を先にあててきたので。

白6と変化して中央を大事にしてみました。
白10は、あまりよくなかったですね。白11が良かったか?黙って白12だったか?
赤○のはさんだ石がけっこう邪魔な場所というかいい場所にあって、白6の変化はあまりよくなかったかもしれませんでした。

黒△は必要だったのかわかりません。白1・3と2間開き。
黒4から圧迫してきました。

黒1から誘いに乗った形になりました。
白はつながって封鎖したものの、黒は赤○に40目・青○に10目くらいの地ができてしまいました。
さすがに大きすぎたかと反省していますが、しかたがないですね。

黒1とかかってきました。黒はゆっくり割り打ちくらいでよかったようにも思いますが、白地が大きくまとまる可能性はありましたのでかかってきたのでしょう。

白2と1間にハサミ。黒33入りから白4のオサエ。
黒7と来たので、白12・14と分断することにしました。
赤○の壁が生きてくるものと期待するしかありません。

普通に封鎖しても十分雄大な白模様になっていたのでそちらの方が良かったかもしれません。


黒は尻尾を切って、下辺方面へ脱出していくのかと思っていたのですが、全体を助けようとして全滅です。(赤○)
白は、青○がダメ詰まりでちょっと危うくなりましたが、難を逃れました。

中央から左したの黒もこれからしのがなければなりません。

赤○の黒石は、中央白のダメ詰まりの具合もあり、生きてしまいました。
今回は、無理に殺しに行って大きく石を取られることのないように注意しつつ、しっかりと地を取っていくようにしました。その結果の黒生きなので、まぁしょうがないかなと思います。

これで、白中押し勝ちとなりました。

2016年7月25日月曜日

幽玄の間 ひどい囲碁を打って、初段どころではなかった

こんばんは。

あと1局勝つと初段昇格ということでしたが、ひどい碁をうってしまいました。

白番です。黒は目外しの布石。
白1のハサミに黒1とハサミ返してきました。

上図の白△に黒1と打たれたら、どうしようか迷っていたのですがどうするのがいいのでしょうか。やはり、黒1と打たれたら困っていたように思います。

白1から打つと黒2以下となって、隅は実戦より黒地が大きくなりますが、このくらいが相場だったのでしょうか。そうすると実戦は少し白が得した感じです。

 黒△に白1・3・5と打って、白7に回りました。
黒8のハサミに白9とつけたところ、黒10と来ました。
白が星へ突き当れば、定石に戻りそうな気がしたのですが、手順前後しているので違う変化を考えてみました。

白1から白15まで。
まず白11は余計で、素直に12のかけつぎでした。
白13では、14と突き抜けるのも良かったかもしれません。

上図の白5では、下図の白1がよかったかと思います。
黒にAと抱えられるとCが利かなくなるような気がしていたのですが、そんなことありませんでした。
この図の方が白は立派な感じです。

その後黒1から17までとなりました。黒17と渡られて、赤○の白の1団が攻めの対象になってしまいました。

白14では、白1と下がっていても良かったようです。黒2と遮られるとピンチかと思っていたのですが、白3のトビに出ぎりは、白7で渡れているので問題なかったようです。
これなら、黒の一団も浮石で、一方的にやられることはなかったですね。

黒1に不用意に白2とのぞいたら黒3で捕まってしまいました。相変わらず、時々こういうことをしてしまうので、なかなか安定して勝てないのですね。
これが逃げれいれば、まだこれからチャンスを狙っていけるところでした。

結局最後まで並べてみましたが、19.5目の大差で負けました。


7/25 先週の結果と今週の対局

こんにちは。

先週は、桐山杯で井山7冠が羽根直樹9段に敗れました。昨年は、7冠達成の合間に桐山杯も優勝していたのですが、早くも敗戦です。井山さんでもたまには敗戦しているのですが、負けるとなんか驚いてしまいます。




羽根さんは、前の週に村川さんも破っており復調の気配です。名人戦リーグでも前半戦は負けが込んでいましたが、徐々に勝ち星を増やしてリーグ残留の可能性を残すところまでもってきています。

その名人戦リーグの結果ですが、高尾さんが内田さんに勝ちまして、1位を維持しました。あと1勝で昨年に続いての挑戦者に決定します。

棋聖戦のSリーグでは、2勝0敗同士の対戦となった河野臨さんと村川さんの対局がありました。結果は、河野臨さんの勝利で3-0としました。村川さんと一力さんが2-1でそれを追う展開です。

好調を維持していた村川さんですが、井山さんとの碁聖戦の挑戦手合いが始まってからちょっと調子を落としている様子です。

棋聖戦のAリーグでは4勝0敗とトップを走っている蘇耀国さんが勝利をあげて、5-0としました。しかしまだAリーグ1位は確定ではありません。でも、NHKの講座であのにっこり笑顔が、さらににっこり度を増すのかもしれないと思うと、これも楽しみ。


さて、今週は、なんといっても碁聖戦の第3局でしょう。これからも幾度となくタイトルを争うことになるはず(という勝手な予想ですが)の相手ですから、村川さんとしても1矢報いておきたいところですね。生中継があるので楽しみです。

あとは、天元戦本戦でベスト4残る1枠をかけて高尾さんと許家元さんの対戦です。勝者は、準決勝で、山下9段との対戦となります。

高尾さんは、タイトル戦で井山さんに敗れるところが目立っていますが、それも勝ち上がって挑戦者になっているからです。今年もいろいろな棋戦で活躍しており多忙な様子です。

あまりにスケジュールが過密だと、反対に頭の上がさらに薄くなりそうで心配ですね。

それでは、また。



2016年7月23日土曜日

幽玄の間 4連勝なので1勝で初段昇格

おはようございます。

今日の幽玄の間は、持ち時間5分 秒読み10秒3回という設定の申し込みでしたので、秒読みに追われて余計な手を考える時間がなくて、それが幸いした気もします。

黒番です。
黒△のかかりに白1でしたが、無難に黒2のミニ中国流に構えました。
右上隅は、黒4の2間高バサミ。
黒10と開いて一段落です。


白1と左下へ、打ち込み。
素直に33へ入って、白5に黒6といきました。
白11と切ってきましたので、黒14・18と飛んでいきます。


少し手数が進んで、白△とかるく包囲されそうになります。
何とか頭を出していきます。


黒17まで頭を出して行きましたが、白18と回られてしまいました。
右辺の黒1子がこのまま飲み込まれるのは大きすぎるので逃げました。


白2のケイマは、黒3からの出切りを誘って隅と振り替わるのかと思いましたが、そうではありませんでした。右上の白も生きなくてはいけないので右辺の黒は、大丈夫そうです。


右辺は、かなり大きく黒地になりましたが、中央の黒がちょっと怪しくなりました。

白△で包囲されます。

何とか反撃に成功して、中央の黒は無事に生還しました。
これで投了となりました。

最後は、いつもの自分がやっていることの反対の立場にいるようでした。お互い秒読みに追われて深く考えることはできなかったので、こんなものでしょうか。


2016年7月22日金曜日

久々の東洋囲碁 悪い癖がでて敗北

こんばんは。

今日は、東洋囲碁で対局です。東洋囲碁は、初段ですが何とか五分五分の成績で来ていますが、負けるときはあっさりやられてしまいます。

黒番です。左下カカリに白1のかけ。黒2白3に黒4と切りたいのですが、なんか罠なのかなぁと思って止めにしました。

実戦は、切らずに黒1とスベリでちょっと我慢。
白2のオサエ。黒9のハネダシから切断。
隅は小さく息を確認しなければならない展開か?

白1は、黒2の一路上へハネです。
ハネ1本で白3といったので、黒4からカミトリで隅の生きを確実にして黒10から白を低位に押さえつける予定。黒12と打てば良かったのに、赤○のハネダシが気になってしまい、実戦は・・・。

黒1と打ってしまい、白2と伸びられます。
予定より大きく白地を取られてしまいました。

その後右下は、固まったものの、弱い石を作ってしまい、逃げる展開になりました。
下辺の白を封鎖で切れば一番だったのですが、ちょっと無理でした。

下辺から逃げていた黒石にも大体めどが立ったところで、黒1と上辺へ。
広げ過ぎなので白2と打ち込み。
隅を頑張ると中央の黒がまたピンチになる可能性があったので図のような変化になりました。

黒1から右辺を荒らしに行きました。

実戦(前図)より黒3から封鎖するのが良かったような感じがします。
白6と手を戻す必要がありそう(?)なので黒7とか、赤○のあたりの白地削減に向かうとかでいい勝負になったでしょうか。

黒1から白の眼をとっていきましたが、逆襲されてしまいました。
準備不足で仕掛けてしまいました。
また、悪い癖がでてしまいました。

終局図です。途中までは、ミスはでても我慢の囲碁でそこそこ行けていたのですが、左上の白地が大きくなってしまったので無理をしてしまったように思います。

2016年7月21日木曜日

幽玄の間 結果として3連勝中

こんばんは。

今日も幽玄の間で対局です。

白番です。左上隅、ツケ引き後に、右下のカカリ。
 ハサミに33のツケ。黒△まで定石完成。
白1と開いて黒2のカカリ。
下辺は幅が狭いので黒2を強くしてもいいのでツケからいきました。
ツケのあと、ノビとオサエは、どっちがいいか迷いましたが、白9まで早く治まることを優先しました。

Aのキリをねらっていきたいところですが、すぐに行ってもいいことなさそうです。
白1から右辺を広げていきました。
白7は、10とあててしまいたいのですが、今日はやめました。
すぐに黒8とされて白11までとなりました。

黒1から右辺に手をつけてきました。
白は、青○に弱点があるのでそれを守るのも兼ねて白2としました。
黒15までやられた感じがします。ここいらで白16のキリを敢行。

白△と切っては見たもののあんまりよくなかったかもしれません。
白△を含む石がピンチになりかけています。

中央白石は、なんとか左上まで逃げおおせたところ。
上辺右よりの白3子はそのまま右辺とつなっがておくのが安全かとも思ったのですが、序盤であてを保留した箇所を利用するべく白1と隅に手をつけてみました。
部分的には、成功なのですが、上辺白石の生きを考えなければならない状態になってしまいました。ただし、相手が隅の黒の脱出を優先したため、無事に生きを確保できました。

あとは、波乱はなく、白優勢のままヨセ。
中央と左上白が切断されそうになりましたが、何とかかわして中押し勝ちです。