幽玄の間 2段戦 油断から危なく逆転されそうに

幽玄の間　2段戦。
まずまずの展開からスタート。最後に油断から逆転（？）負けするところでした。

白番です。黒は高い中国流。

黒１・３と決めてきたので、白８の様子見。

黒１に白2と切ってみたのですが、黒３・５と飛ばれて、あまりよくなかったです。いきなりのキリは準備不足。

白１と隅を確保しつつ、上辺の黒地拡大を制限。
黒２とすぐに打ち込み。白9と上辺を荒らしつつ、黒を圧迫。もちろん出切りはできるのですが、

黒１からの出切りは、白６まで黒の利益は小さく、白の厚みが十分な感じです。攻められそうだった白石の一団が治まっただけでも価値があります。

実戦白６と隅を打って、黒７とすべられたのは甘かったか？

白１と詰めて右辺の黒を攻めるのが良かったか？
そうすると右下隅がどうなるのか。

黒△に滑られたので、白１から決めてしまいました。

黒△と右上それなりに大きいところ。白は、左下のカカリ。

実戦白１から。

白１と中央の黒地候補地を削減して、３と下辺の白地を拡大。
白地は4ヶ所でそれなりの大きさ。黒地は、右上を中心にあとは、中央のまとまり方次第です。

黒１・３と白７子を分断されピンチ。油断していました。
最後は、ヨセで少し相手にミスが出て何とか勝利。