今日は、碁会所のちょっとした大会でした。月例会とは別の大会なので勝っても昇段のためのポイントが貯まりません。
3クラスに分かれての対戦で、3段までが一番下のクラスで5級まで幅広くいます。
幸いにして、今日は2段・3段と人としか対戦しませんでした。
本日の最終戦からご紹介です。
私の白番です。右下隅は、1間ハサミ。
黒1のコスミから白8まで。
私的には、天頂の囲碁5の2段・3段との対戦でよくあらわれる形です。
黒7に白8と継ぐのは、黒9と詰められて非常に窮屈になってしまいます。
実戦は、黒1と取って根拠を確実にしてきました。
黒1で赤〇あたりに詰めてきたら、1と継ぐ要領でやっています。
白2・4と広げていきます。
黒5と隅を確保して来る人が多いですね。
どこかのタイミングで白1・3と打てるといいです。
白1のカカリには手抜きでした。
三々入りの定石から引き続いて、白1から押し切っていきました。
白11とシチョウに抱えれば、当然のごとく、シチョウ当たりが来ます。
黒1に受けたら黒3と動き出しです。
白2と抜いておくのが良かったでしょうか。
白2あたりで一回守って、黒1を飲み込む戦略はどうでしょうか。
これならば、黒に赤ラインで押さえられても大丈夫だったかも。ただやられてばかりでない手でいい感じな気がしてきました。
実戦は、黒3の動き出しに白4・6と押し切って8へ回りました。
ここまで来たら、思い切って広げます。
黒1に入ってきました。
白2で隅を制して、十分かなと思ったのですが、この後隅も生きられてしまい撃沈しました。
白2あたりに受けてそれから、攻撃が良かったですね。
黒には、右辺で50目以上の大判振舞いしているので、少し地を確保しながら攻撃しないとダメでした。攻めながら、自然な形で隅を制するような囲碁を目指して見ます。
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