久々の東洋囲碁。
早碁での1局でした。
白番です。白1のハサミから白11のカカリ。
黒1と黒もハサミ。
白は2・4と飛んで、はさんだ黒を攻める体勢。
黒は右上を手抜きして、黒9の仕掛けでした。
白は、赤〇にハネるか、青○など渡りを止めるか。
赤〇にハネだと、黒のはさんだ石がいい位置にありちょっとまずそう。
白1と渡りを止めて、勝負。
黒2には、白3・5と押して、7のトビ。
白13・15と黒を切って攻撃をしのいだ感じ。
上図、白11のハネに黒1と繋がれると右辺の黒が安定してしまい今一つだったかもしれません。
黒1・3の締め付けには、白4のキリからアテの連続でしのぎました。
白1のあてを打ってから白3と取るところ、白3と打って黒1と抜かれてしまいちょっと失敗。
そもそも白1・3と取った方がスマートでした。
黒が手を抜いた右上をとがめなければ、と白1。
黒2とされたので、左上に打ち込み。
白1とこちらがよかったか?
白1から隅をえぐって同時に根拠をしっかりさせました。
下辺打ち込みの前に白1と準備。
黒2の受けだだったので、白3の打ち込み。
黒がちょっと失敗して、白が下辺を大きくえぐりつつ、2子も取れました。黒は2間にとんで、中央を大きく広げて勝負です。
白は、1・3と出切り。
黒地削減の手がかりくらいのつもりだったのですが、
中央の白も取られると大きな石になってしまいましたが、左辺の荒らしとの選択に持ち込んで、黒4に白5とすることができました。
あとは、赤丸のサルスベリを決めて、左上を青○のあてからつながりを確実にしつつ、きちんと生きて勝利でした。
今回の収穫としては、本来当たり前のことなんですが、下辺打ち込みの前にきちんと準備工作ができたことでした。中央出切りは、その点準備なしで結果は幸運だったと思います。
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