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2017年1月3日火曜日

幽玄の間 新年2局目 今度はあっさり終了

こんにちは。

新年2局目も幽玄の間です。

白番です。
黒は、高い中国流の布陣。
白1に黒3と広いハサミです。
白3と両ガカリで左辺の模様化を妨害する方針です。

黒7までの変化を想定していました。赤線のラインで封鎖されなければ悪くないのではないかと考えていたところです。
 実戦は、黒1とこちらへのツケでした。
ツケノビから白10まで。黒の厚い形になりそうでしたが、・・・。

黒1と隅を押さえてきました。
隅はそれなりに大きいですが、定石で黒2と中央を押さえる形となっているのは、序盤ではこちらの手が大きいと判断されているためだと思います。
したがって、黒の打たなかった白2と打つのがいいはずです。
下辺の黒地は固まっても青⇒方面へ白が進出すれば、黒の勢力は弱くなりそれでOKだと思います。
黒3のハネに白4のキリです。
隅(緑〇)のキリがあるので、黒あまり気持ちの良くない形です。
 黒1の当てから、黒3。
白は2・4とノビてよしです。青〇と黒1子を抱えれば、これは白がいいでしょう。ココを黒が伸びれば赤〇に白が曲がって下辺の黒地は、かなり小さくなるので満足です。

黒1とノゾキを打ってから3のノビへ。
白は4の曲がり。黒5と押さえてきましたが、これはちょっと無理ではないかと思っていました。
白6のキリへ。

 実戦黒2・4に白5と当てて黒投了です。
さすがに、ここを抜かれては勝負にならないでしょうか。

白1に黒2と継がれると、黒4の付近に回ってまだまだ白優勢とも言い切れない感じがします。
 なので、白1とこちらを先に切るのが良かったのではないでしょうか。
黒2とここを守らないと実戦に近い形になってしまうので、白3・5・7と突き抜けていい形になりそうです。
黒に10・12とされると逃げ出さなければならないのですが、取られはしないかと思います。

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