東洋囲碁からです。
白番です。黒は3連星。黒2のツケに普通にハネてもいいのでしょうが、白3と三々にはいってみました。黒6は?
実戦白1に割り継いだのですが、単に白3とつないで、黒1に切っていくのも良かったでしょうか。また、実戦赤〇のハネは打っておくところでしたか。
右辺の黒模様が大きくなるのが、嫌でついつい荒らしにいってしまいました。鉄柱に受けられるのが一番嫌な気がしていたのですが、黒1のツメから黒3のトビ。白4と滑って少し安全を確保。
白1と頭をしっかり出しておきます。
黒2・4とされました。上辺と下辺は見合いのようなものかと判断して上辺打ちましたが、右辺の白が治まりきっていないような気がするので、下辺に先着するべきだったかと。
右辺の白が心配で、右下隅にすそガカリで行くのをやめて、白1。白5が良くなかったか。黒6と渡られ黒地が大きくなりそうです。
一応、黒が手抜きした分、右辺はそれなりの地をもって生きを確実にしました。しかし後手を引いたので、黒1のカカリに回られました。
左下は、堅く打って、赤〇のハネダシあたりを狙っていたのですが、黒1から補強されてしまったので、白4からこちらを攻めます。
黒1のキリが当然の手で。
白は、赤〇の2子を犠牲にして、白1・3としました。
あまりかっこよくないように思ってやめたのですが、白1・3と出ていくのも悪くなかったかと。
きちんと数えたわけではないですが、白1と自分から囲い合いに行っておいてどうかと思うのですが、でちょっとまけてるかなぁと思っていました。
ところが、黒2から荒らしあいになりました。
ちょっと相手のミスで白1と分断。
白3・5と下辺を破って、少し黒地を削減成功。
うまくやったつもりが、こちらから黒を強くするような手を打ってしまい、黒1から下辺の白を取られてしまいました。
何とか左辺を囲って、地を少し確保したのですが、中央で白5子が取られもはや挽回不能に。
白1・3と迫ったのですが、黒6とつながれ全く打撃なし。
白1から行って、黒2などと左辺を受けてくれれば、白5子が生還できたので手順をもう少し考えるべきでした。
せっかく下辺を破ったのに、その石を取られるようなことをしてしまったのが、敗因でした。それがなければいい勝負だったのでは。
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