王座戦は、井山さんの勝利で始まりましたが、明日の天元戦はどうでしょうか。
余さんに続いて、一力さんと若手が続きます。
最近好調の一力さんには大いに期待です。
さて、私の幽玄の間ですが、連敗ストップ後、巻き返しです。
白番です。
相手は、両高目です。
きっと慣れた布石なのだろうから、高目があまり有効に作用しないようにすぐに対処していきました。
白2の変則カカリ。
黒1のツケはハサミツケ。
黒3・白4のあとのアテル方向は黒に選択権があります。
白16とこちらも同じカカリ。
上下で同型に来るかと思ったら、違う形できました。
白が外勢を得てまずまず。
黒の作戦は、黒11のシチョウあたり。
右上隅は、抑え込まれるのは、仕方ないです。
黒9から右辺を盛り上げる算段でしょうか。
白1・3と下辺を確保してから右辺を消す作戦でしたが、黒6・8と下辺にきましたので忙しくなりそうです。
白1・3・5・7とまず、地を確保しつつ、根拠を持っておくことに。
黒8と右辺を盛り上げてきたので、消しの準備が必要。
思い切って白11・13といきました。
黒1とボウシ。白2・4・6としてから8・10と黒を分断していきます。
白1と隅を確保しつつ、攻めます。
以前だと白1で3と打って、隅に食い込まれながら生きられるというパターンが多かったので、取りに行くだけでなく、途中で利益を確保しながら、ということを心がけています。
白7は10と行きたいところですが、これはコウに来るつもりでしょう。
そこで7・9としました。
白石全体がとられなければ、黒地は、あまりできなそうな展開になりました。
欲をかき過ぎたのか、右辺から中央の白が捕まってしまいました。
白1のハネダシから攻め合いか、上辺の黒3子を捕獲のどちらかにはなりそうに思っていました。
黒5に白6で、白石は安泰になりました。
黒はもう少し粘りましたが、無難にかわして中押し勝ちです。
中央白石の逃げ出しが遅くなったのは大いに反省です。
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