名人戦第6局、井山さんが勝ちましたね。
これで3勝3敗。
面白くなってきました。
強い時の井山さんが戻ってきた感じですね。
さて、幽玄の間は、序盤に大きなミスをしてしまいましたが、めげずに粘って、最後は相手のミスで勝利です。
いつもは、黒1は、7と掛かっていたのですが、今日は趣向をかえてみました。
プロが良く打っているので、先に黒7・白8を交換してから黒9のヒラキ。
白7は、微妙な手ですね。
黒8とひらけるのですが、白も9とひらきつつ、カカリができるわけですね。
黒10は、コスミで受けるのが良かったか。
黒4は、黒5からあては、今一つな感じなので下からあて。
黒6は12の下がりが良かったか。
黒14が無理でした。
白1から黒の7子が捕まってしまいました。
黒2くらいのところだったでしょうか?
黒1のハサミはちょっと無理な手で、大きく飲み込まれる可能性もあると思っていましたが、右辺をまとめられると逆転の可能性がなくなるのでやってみました。
白4のあと、ちょっと白の手順が変で隅は少し得をしましたが、その分右辺がしっかりまとまりそうです。
右辺は大きくまとまり、さらに白1と中央に飛ばれて、逆転の可能性はさらに低下。
左下の三々へ。
左下は、少しえぐったものの、手堅く生きを確保されます。
白△でチャンス到来です。
黒1から中央に飛んだ白の1子を切断です。
白14に黒15で中央に大きな黒地ができて、あと一息まで迫ります。
白1は、黒2を誘って中央7まで黒地を削減する意図でしたが、黒12で白石が捕まってしまいます。
冷静に白の3・5・7の3子を捨てられると非常に微妙な情勢でした。
白7のノゾキは利かず、黒8と白8子を取っては、黒の逆転です。
白7は、黒のダメヅマリをついて、AからあたりにしてB・C・D・Eと順に打っていくと黒が取られてしまいます。黒は、白Cの時に黒8とするので、大きな振り替わりにも見えるのですが、下辺の白7子も同時に取れるのでやはり黒の利益が大きくなりそうです。
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