幽玄の間からです。
2段戦です。一時は初段へ陥落のピンチをなんとか踏みとどまっている状態でしたが、そこから一気に調子を上げて直近の8戦を7勝1敗でこなして、3段が見えるところまでやってきました。
私の黒番です。
最近この布石で好調なので継続です。
2連星+2間高ガカリです。
白1は隅を守った手。
黒2からいきました。白7は黒8とされてあまりいいとは思いません。
黒1から黒5と上辺の白をふんわりと包囲して攻めを狙います。
上辺の白がまだ弱いのに白1とつけてきました。上辺は生きているから大丈夫ということでしょうか。
隅の白には小さく生きてもらう計画。
黒1と白をふんわりと封鎖っぽい感じで。
白2のケイマは出切りがうまくいきそうです。
黒1に白3と押さえたりはせずに、緩められてしまいました。
しかし、黒9まで上辺の白を封鎖。
黒11から13と眼を取って、追い立てます。
黒△まで、上辺の黒は部分的には死です。
中央から下辺へ白と黒の競り合いとなりました。
白△のケイマですが、これは切れそうです。
黒1・3とケイマを出切って、黒9まで白の一団を取りました。
これは右下隅を取るためのエサで、まんまと誘いに乗ったような気もしたんですが、実利+競っていた黒の一団が安心できるのも大きいと判断しました。
黒△まで、となりましてまた死活です。
この白に生きられても隅がそれなりの地がついてしっかり確保できたので満足です。
白10が当たりなので黒11と取って、白は青○にツギ。セキだと勘違いして、黒が緑〇に押さえました。当然白は赤〇につないで本当にセキになりました。黒が赤〇に打てばセキではなく死んでいたところ。まだまだ甘いかったです。
ここで黒1と欲張って白地を削減しにいってしまい、白2と反撃されました。
ここは、黒1と左辺を守れば十分のところです。リードしている碁をきちんと勝つのも大事ですね。
実戦は、白の反撃をギリギリでかわしての勝利でした。
赤〇(白)と緑〇(黒)の攻め合い黒の勝ちです。青○(黒)も4手なので大丈夫でした。
ここをやられると上辺の白が生き返ってしまうので大逆転となるところでした。
上辺白のような5目中手は、手数が長いので攻め合いとなったときは強いので注意が必要ですね。
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