昨日は、十段戦の第1局でしたね。棋聖戦の決着がつかないうちに、十段戦第1局が始まってしまいました。井山さんの勝利でしたが、相変わらず、ハラハラする競り合いで難しすぎて参考になりません。
さて、私の方は、地道に東洋囲碁2段戦に挑んでいます。
白番です。
黒1には、白2とハサミです。これはほぼ決めています。
この布陣だと、このような戦いが一番苦手とするところで嫌なのですが、今日の実戦は三々入りでした。
黒1の三々入り後、白10のカカリ。
黒1に白2として、好調です。黒3には白4とコスミツケを決めて他へ行こうと思ったのですが、
戻って、白のカカリにハサミというか打ち込みが来ることもありますね。こうなると戦いの始まりです。あまり歓迎しませんが、仕方がありません。
白は、先手を取れず、黒に左上へ回られました。
下辺が固まったので良しと考えています。
左上は、コスミなどで受けるのは、左辺を大きく地にされそうですので、白2のハサミ。
黒1のツケから、こんな感じになるかと思っていました。
黒の厚みが生きてこないんじゃないかと思って、まずまずかなと考えていたのですが、実戦はそうなりませんでした。
黒1のハサミ返し。
どうせ黒は強いので、白2のツケ。
左辺の黒地化を妨げて、上辺も打てたので満足すべきなのでしょう。
少し手数が進んで、左辺中央の白に不安があったので、ちょっと手をかけておくべきかと思ったら、黒2と右辺に先着されて黒にリードされました。
白1と入るのは、あまり実りが大きくなさそうなので、
白1から5・7としてみました。
右辺は、黒字をそれなりに制限して、右上隅にちょっと白地もできて、それなりに頑張った感じです。
白1・3と黒1子を分離して、少し地を増やしたところです。
黒2に石がきたことで、黒は赤〇のあてこみから白石を分断することができる状態になってしまいました。
本来ここを切られて、白の負けだったのですが、黒は、他を優先。白はここをつなぐことができてしまいました。こういうチャンスは逃してはいけませんね。
結果は、白4目半勝ちでした。
左辺から中央へかけての白石も死にそうになってハラハラドキドキの1局でした。
内容はともかくとして2段で2連勝のスタートです。
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