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2017年2月20日月曜日

初段から三段へ昇格するのに最も役に立った棋書を紹介します。

こんにちは。

今日は、私の棋力向上に最も貢献した本を紹介いたします。
それは、「羽根流布石理論 戦わずして勝つ方法」です。




これは、羽根直樹9段の書いた布石本です。

「戦いを避けるなら、ハサミを打て!
穏やかな碁で知られる羽根本因坊が、自然にリードする布石のテクニックを伝授する。苦しい乱戦を避けて、碁が打てるようになる一冊。」

帯に書かれた宣伝文句に引かれて買ってしまいました。

私は、ネット碁は幽玄の間と東洋囲碁の2か所を利用しています。いずれも初段で登録してはじめましたのですが、はじめはずるずると負けがこんでしまい、あれよあれよという間に5級・6級というレベルまで転落してしまいました。特に東洋囲碁では、ちょっと隙があればバシバシと打ち込まれ、乱戦に次ぐ乱戦になることが多くなかなかうまくさばけずに、困っていました。

そんなときに出会ったのがこの本です。

「乱戦を避けて、落ち着いた碁を目指す」

求めていたものでした。


基本コンセプトは、

「序盤でリードして、そのままヨセに入り、逃げ切る」

というものです。


具体的な基本テクニックとして次の4点を紹介しています。

・両翼を許すな

・後で入らずに済ますためのハサミ

・カカリとワリウチの使い分け

・厚みは早めに消す

「両翼を許すな」や「厚みは早めに消す」布石の基本的な考え方として特別な感じはしませんでしたが、「後で入らずに済ますためのハサミ」のあたりは非常にためになる考え方でした。

本書の内容を少しだけ紹介します。


このような問題形式で進んでいきます。
私は、Aとケイマに受けるのが穏やかな碁だと思っていたのですが、


白1とケイマに受けると黒模様が大きくなるので白3と入らなければならなくなるので、戦わなければならないのです。

ケイマに受けるのが「戦う布石」ということです。



白1のハサミを選択するのが「戦わない布石」だというわけです。

言われてみればその通りなのですが、それまでは、

ハサミ = 強い手 → 戦う

と思っていました。このように穏やかな碁に導くためのテクニックを紹介しつつ、その考え方の基本を説いてくれます。

もちろんこちらが穏やか路線でいっても、相手が乱戦を望んでくる場合もあります。この場合は、どうしても無理な打ち込みをしてくることになりますので、戦いは始まりますが、こちらが有利な状況から相手を攻める展開になることが多いです。

羽根さんの教えに従って、穏やか路線を基本としてから、やっとネット碁でのランクを盛り返すことができ、現在に至っています。

私のヨセ力では、徐々に苦しい場面も増えてきていますが、2段ー3段くらいまでは、とりあえずこの路線で問題なく行けています。もっと上のレベルでこれが通用するのかどうかは私にはお答えすることができません。

乱戦が苦手な方、特にネットで中国・韓国勢との乱戦に苦労されている方にお勧めの1冊です。

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