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2017年4月23日日曜日

幽玄の間 2段戦 中位から上をうかがう

今日も幽玄の間です。

白番です。
黒はプロでもよく見る布石。
白1とカカリ。黒2などと挟まれて三々に入ると左辺の黒模様が大きくなって大変な感じがしてしまうので避けていたのですが、プロは良く打っています。
プロの碁だとハサミは、少なくてケイマに受けるのが一般的。それで何かハサミでは黒に不満なことがあるのだろうから恐れず打ってみることにしました。

黒が9と押してからの黒11は、赤〇につけられても打撃は少ないので手抜きです。

黒2は、大胆に模様を広げようというつもりなのだろうから、すぐに白3からてを付けました。

黒1と来たので、図のように突き抜ける結果に。
さらに白14につけて、模様を荒らすことに成功です。

黒1の受けならば、白2とつける予定でした。

模様を荒らしたのですが、まるごと攻められてちょっとピンチ。黒△に白1とつながると黒2などと封鎖されてさらにピンチです。
 それで白1から突き抜けて、左辺の黒1子か、3子をとってシノギを目指しました。

実戦は黒△と守られたので、左辺の黒(赤〇)を取りに行くより仕方なく、コウとなりました。

黒のコウ材で黒4・6とされ中央黒が非常に厚くなりました。
はっきり言って黒が優勢だと思っています。

実戦は、意外と白頑張りました。
右下を確保したうえに、右辺中央から右上にかけてかなり白地が期待できる状況になりました。
右上は小さく生かして、白1に回って上辺がまとまりそうな展開。
それでは、黒に勝ちはないと黒2へ反発してきましたが、それは無理。

上辺の黒を仕留めて、投了です。
黒は右上隅を荒らした時に、隅を大きくえぐろうとして、上辺側と分断されたのが痛かったでしょう。白はその欲張りをうまくとがめて上辺をまとめたのが最終的な勝負を決めたと思っています。

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